英語を-1からやり直して英語を話せるようになるためのギター好き狸からのアドバイス

プロの通訳とか翻訳家ではないけど英語が使える普通のヤツShirotanukiが英語をなんとか習得したい!英語が嫌いだけど出来れば好きになりたい!という人のための英語のアドバイスを中心に書いています。趣味のギターや派遣での仕事の事なんかもちょくちょく書いています。

英語を聴くだけで話せる、英語を読むだけで話せる!ワケがない!

英語を聴くだけで話せるようになります!この本を読むだけで英語が話せるようになります!英語が理解できるようになります!なんていう触れ込みの英語教材を書店やCMでよく見かけます。英語、英会話を何としてでも習得したい人にとっては本当に夢のような話で「え?本当に?」と飛びつきたくなることでしょう。ご丁寧なことに無料サンプルまで用意してくれている教材もあります。

こういった教材は本当に効果があるの?と相談を持ち掛けられることが私もしばしばあるのですが、そういった方々に対して私はいつも同じセリフをお返しします。

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英語を聞くだけで、英語を読むだけで、英語を理解し話せるようになるワケがない!

英語を聞くだけ、読むだけで話せたり理解できるようになるんだったらみんな英語で苦労なんかしません。こういった学習方法を「効率の良い学習方法」と提唱する方もいらっしゃいますが、私にはどうもウマイ話のように聞こえてしまいます。

みなさん、小学校や中学校の家庭科の時間なんかで習いませんでした?

儲け話や甘い投資話のようなウマイ話にはのってはいけませんよー って。

マ〇チ商法とか、ね〇み講とかの「友達を紹介するだけで!」みたいな話あるわけないでしょ?って教えられましたよね?

お金を稼ぐこと、投資や高額商品に関してはウマイ話は飛びつくな、ラクな話なんてあるわけないでしょ?

でも、

英語学習のラクな方法は効率の良い優れた方法!なわけありません。

 

なんで、

 

お金儲け絡みはダメで学習関係なら推奨!なんでしょうか?みなさんも、冷静に考えたらそうだと思いませんか?

 

正直な話、どちらも同じです。ラクして何かを得ようとしているそんな風にしか聞こえません。もちろん、似たような触れ込みプラス、しっかりとしたカリキュラム、学習法を提唱して英語習得のための補助という位置づけで英語のリスニング、リーディングを取り入れる教材や教室はありますがそれとは別物です。

 

幼いころから海外で生活していたから自分が特別な意図せずして英語がラクに身に付いた

 

これはある話です。

 

しかし、日本にいながら、英語のCDを聞いたりテキストを読んだりするだけで英語が理解できるようになる?

 

ムリ!とは言い切りませんがほとんどの方は思うような結果が得られないことでしょう。

 

今一度思い返してみてください?王道なんてありました?

みなさんお学生時代もしくは今学生さんであれば今の部活動、

サッカーですか?

野球ですか?

テニスでしょうか?吹奏楽部でしょうか?

 

ラクな方法でできるようになった人どれぐらいいますか?きっとみんな色々考えて必死に練習して自分で作り上げてきたものがあるはずです。

 

ラクな道、王道なんてありませんよね?実際。

 

何かを習得するって本当に泥臭い作業や練習、日課の連続です。

 

英語を「書く」ことを嫌わないで

聞くだけで英語が分かる!みたいな教材を見かけたとき、なんでみんなこういうものに飛びつきたがるんだろう?と少し私なりに考えたのですが、その結果、書くことが苦手な人が多いのではないだろうかと推測しました。

 

私も学生時分そうだったのですが、書く勉強って本当に退屈でときに頭が痛くなります。じゃぁそれを避けて通れるかというとそうでもありません。

数学だって国語だって、理科だってノートに色々書きまくったはずです。泣きながら九九を必死に書いて覚えた小学2年生の頃の自分、今でも覚えています(笑)みなさんも、そういう経験おありでしょ?

 

もちろん、英語の勉強において、書くことが全てではありません。聞く、見る、読む、話す、もとても大切な勉強の一つです。しかし、聞くもしくは読むといった受け身的なもの「だけ」で英語を習得しようとするならそれは少し甘い考えかもしれませんよ?

 

私たちの母国語である日本語だって、ひらがな、カタカナ、漢字をドリルで書いたり、ノートに書いて練習したりして覚えましたよね?