「英語の勉強」は続きにくい「英語を使う習慣」は続けられる
英語を頑張りたい!英会話を習得したい!英語のテストでいい点を取りたい!と英語で悩んでいる人は今も尚多く日本には存在します。英語の教育が義務教育課程である中学生からスタートしたのは何年前からかは私はしりませんが、それでも遅いと感じ小学生からスタートさせたのでしょう。小学校から英語を勉強すれば日本人はもっと英語を習得できるに違いない!そうお偉い方々が確信したのかもしれません。
果たして本当にそうでしょうか?
私の持論そして自身の経験に基づく話になりますが日本人の英語学習、英語力習得はいつ始めるか?そんなこと以前の問題のような気がします。
「英語の勉強」ってホントに難しい
英語を勉強しなさい!そしたら国際人になれるのよ!というママ、英語を頑張って勉強すればいい企業に就職できるのだ!と話す先生方、一体全体、英語の勉強ってそんな堅苦しいこと何歳の相手に言ってるのでしょうか?
言語学者を志す大学生相手や、英会話のベースがあるビジネスマンが海外で英語で指揮を執る立場になる、そんな人にならぴったりな言葉かもしれませんね。
でも、日本で一番よくいわれている「英語の勉強」の発言者の方々って、
中学英語からもーさっぱりで!!なんとかもう一度頑張って勉強したいんです!
そういう人たちが多いと思うんです。
正直いいます。英語の「勉強」って中学時代には苦痛以外の何物でもありません。
英語習得の第1のコツは英語を使う習慣なり
実は私がこのブログで言いたいことの第一の大きなポイントが今日の記事なのですが、英語って初級レベルに関しては
勉強するより習慣化する方がはるかに頭に入りやすいです。
ここで、中学時代のお勉強の話をしたいのですが、
国語、数学、理科、社会
この4教科って、普段の生活でも馴染み深い教科ですよね?
日本語はしょっちゅう使うし(国語)、お店へ行けば計算もするし、ゲームでHPの計算やプラモデル作るときの角度や長さ(数学)、お料理なんかもしましょうか?あ、100度になったら蒸発してきた!(理科)、そろそろテレビでも見ると歴史クイズ番組やってる!あ、ニュースに変わっちゃった~(社会)
中学以前から存在する基本4教科は人間が生きていくために必要な知識、知恵等を教えてくれるものだと思います。
じゃあ英語って?・・・・
あるよ!町中に英語のものっていっぱいあるし、ゲームの中にも英語がでてくる!お母さんのバッグなんて、Gucciって書いてんだぜ?これも英語さ!
と日常生活で英語に触れる機会は今の時代そう珍しくありませんが、それに対して気を向けることってほとんどないはずです。デザインとしてだったり、企業や団体のモチーフとしてだったりそんなとこでしょう。
英語の勉強以前に英語の習慣化を真剣に考えてみる
私が冒頭あたりで何歳から始めたところで英語の習得は今とあまり変わらないだろうと述べました。それは、日常で英語を「使う」ことがまずないからです。
子供が家に帰ったら ただいま!ですよね? Mom! I'm home! なんて家庭、日本国内ではきっと多くはないですよね?
会話だって、日本語で行われます。当たり前です。日本なのですから、学校の友達も会社の同僚も地域のおばさんとも、ほとんどの人は日本語で話します。
英語の入る余地ってほんとないんですよ。
じゃぁどうするか?
英語、勉強するなら今でしょ!
ではなく、
英語、沢山触れるなら今から始めよう!
と私は言いたいです。
身近なものから、簡単なものから英語に触れる機会を作ってみよう
勉強も大切です、特に現役の中学生や高校生の方には非常に大切です。でもね、勉強も大切ですがまず英語の習慣作ってみませんか?
ほんと、最初はなんでもいいんです。
洋楽が好きだから、歌詞カード見て練習して毎日歌おうかな?
ずっと英語のポエムにあこがれてた!誰に見せるわけでもないし辞書ひきながらでも書いてみようかな?
実はダウンロードしたアプリが海外製で英語ばかり!遊びながら英文もちょっと読んでみようかな?
なんでも結構です。英語に触れる習慣を作ってみましょう!
そんなことで効果があるのか?→実は実践済です。
決して自慢ではありませんが、中学生時代の私の英語のテストは90点以下はとったことがありません。でも勉強量はおそらく平均的な中学生の半分にもみたないと思います。よくやったことは、英語の歌の歌詞カード見て「おお、この英語カッコイイ~」て思ったり、英語の漫画を読んでみたり、ちょっと大人びて洋画を字幕なしで見ようとしたりしてました。「自分は日本国内留学してるんだ!」と思い込んでプライベートな時間は極力英語に触れ、独り言も拙いながらも英語で頑張ることにしてみました。
そのおかげで、文法の用語等が全くアタマに入っておらず3年生の高校受験の時期に、クラスメイトに「be動詞ってなんなの?」と聞いてドン引きされたことを今でも覚えています。
参考書開いて、教科書開いて、ノートに単語を羅列していったりひたすら問題集を解く「勉強」では英語はなかなか身に付きませんし理解しづらいです。
普通の英語の勉強?本当の英語の勉強はそんなもんじゃありませんよ!
もっともっと、ラクに始められる日課のようなものなのです。